【ナレーション依頼ご検討の方向け】ナレーション原稿の書き方を詳しく解説!
- 作成日: 2024/03/14
ナレーションの収録を依頼する際に必要になってくるのが原稿ですが、実は原稿を書く際にはいくつか注意点があります。これらのポイントを抑えて書かないと、意図したものと大きく異なるナレーションになってしまうこともあるため注意が必要です。
この記事では、これからナレーション収録用の原稿を書く方向けに気をつけるべきポイントをご紹介いたします。
目次
ナレーションの原稿作成の際に気をつける4つポイント
読み方が複数ある漢字には読み仮名を振る
全ての漢字に読み仮名が必要な訳ではありませんが、日本(にほん、にっぽん)や明日(あした、あす)のように1つの漢字で読み方が複数あるものは必ず読み仮名を付けるようにしましょう。
指定が特に無い場合ナレーターの判断で収録することが多く、想定と異なる読み方で納品されてしまうこともありますので注意してください。
固有名詞や専門用語にはアクセントも振る
会社名やサービス名などの固有名詞や業界特有の専門用語はアクセント(イントネーション)の読み間違いが多い箇所となっております。これらの単語にはアクセントを振るように心がけましょう。 アクセントを表現する方法は伝わればどのような方法でも構いません。と言っても原稿で伝えるのはなかなか難しいのではないでしょうか。 そのような方には原稿と一緒に仮ナレ(仮ナレーション)を提出するのがおすすめです。
仮ナレとは、発注者がアクセントや漢字の読み方を正確に伝えることを目的に、自身の声で原稿を読み上げた音声ファイルです。 少し面倒だと感じる方もいらっしゃいますが、後に読み方の確認や修正などで手戻りが発生するリスクを考えれば、確実な方法かと思います。 あくまでも読み方が伝われば良いのでスマホなどで手軽に収録していただいて構いません。
句読点を意識する
普段文章を書く際、句読点を特に意識することなく使用されている方もいるかと思いますが、ナレーターにとって句読点はナレーションをする上で非常に重要な役割を果たします。 ナレーターは基本的に句読点の箇所以外を区切って読むことは無いので、原稿の句読点によって最終的なナレーションは大きく変わります。 原稿を書く際は、どの部分でナレーションを区切って読んでもらいたいかを意識しながら句読点を付けるようにしましょう。
実際に声に出して確認する
原稿を書いたら最後に声に出して確認してみましょう。 実際に読み上げることにより、原稿を書いているときは気にならなかった違和感に気づくことがあります。 納品後に原稿の修正を依頼されると、多くの場合料金も時間も追加でかかってしまうことになるので、声に出しての確認は是非行ってください。 他の人の協力が得られる場合は、他の人に原稿を読んでもらったり自分が読んだ原稿の気になるところを指摘してもらいましょう。
また実際に声に出して原稿を確認する際には、ここまで説明してきた、読み方が一意に定まるか、アクセントがわかりにくいところはないか、句読点の場所は適切かと言ったことも意識して確認してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、ナレーション依頼をする際の原稿の書き方についてご紹介いたしました。 ナレーション原稿は、ナレーターに原稿の読み方を伝える上で非常に重要となりますので、今回ご紹介したポイントを踏まえて制作しましょう。
当サービス、プロナレートでは、ナレーション制作に取り掛かる前にお客様の原稿を入念にチェックすることで、読み間違いなどが生じないように気をつけております。 原稿に関する相談も柔軟に受け付けておりますので、原稿に関して何かございましたらお気軽にご連絡ください。