ナレーション制作の具体的な流れ【必要な事前準備も併せて解説】
- 作成日: 2024/03/01
さまざまな場面でナレーションが必要なシーンがあるかと思いますが、いざ制作会社に依頼しようと思っても、具体的な手順がわからずに不安になる方もいるかと思います。
この記事では、初めて宅録サービスでナレーション制作を依頼する方向けに、申し込みから納品までの具体的な流れ、更には事前に準備が必要なものについて詳しく解説します。
ナレーションの依頼を検討されている方は是非参考にしてください。
目次
宅録ナレーション制作サービスの手順
制作の流れやスケジュールは宅録ナレーション制作サービスやクラウドソーシングサービス、声優事務所などによって大きく異なります。
この記事では、当サービスプロナレートを例に、宅録ナレーション制作サービスに依頼する場合の具体的な流れをご紹介します。
同じ宅録サービスでも制作会社によって大きく異なりますので、他のサービスでの利用を検討されている方は参考程度にご確認ください。
事前準備
申し込みをするにあたって事前に用意していただくことが大きく二つあります。
ひとつめは、ナレーション原稿の用意です。ナレーターに読んでもらう予定の原稿を事前に準備してください。
少々手間がかかりますが、読み方が複数ある漢字やアクセントを間違えやすい文字に読み方が振ってあると読み間違いを防ぐことができます。
また、依頼者自身の声で原稿を読み上げた「仮ナレ」をご用意いただける方もいらっしゃいます。
プロナレートでは、原稿に関する不明点は「3.内容確認」の際に丁寧に確認させていただくのでふりがなや仮ナレは必須ではございませんが、このタイミングで一緒に準備していただけると確認の手間が省けてスムーズに制作できるでしょう。
ふたつめは、ナレーターの声のイメージをある程度決めておくということです。
男性か女性か、明るい雰囲気かおとなしい雰囲気か、といった程度で構いませんので、動画内容や利用シーンに合った声の雰囲気をイメージしておきましょう。
もちろん、サービスページに掲載されているボイスサンプルの中から、依頼したいナレーターを数名絞ることができるのが望ましいですが、この時点では声のイメージがある程度決まっていれば十分かと思います。
申し込み
サービスページの申し込みフォームから氏名、メールアドレスなどのお客さま情報に加え、原稿の文字数や希望のナレーターなどのナレーションに関する情報もお伺いいたします。
注文時にナレーターが決まっていない方は、おすすめのナレーターを3名ほどご提案をさせていただきますので、備考欄に求める声のイメージをご記入ください。
プロナレートでは、申し込みフォームの他にもメールや電話による申し込みも受け付けており、とても手軽に発注することができます。
内容確認
申し込み後、2営業日以内に担当者からご連絡させていただきます。
この際に、ナレーターが決まっていない方にはナレーターのご提案をさせていただいたり、原稿の読み方が複数ある場合(日本: 「にほん」と「にっぽん」など)には細かいところまでチェックさせていただいております。
確認ができましたら見積書を発行させていただきます。発注をご希望の場合、注文確定の旨をお伝えください。注文確定後、すぐに制作に取り掛かります。
試し録り
プロナレートでは、ご希望の方のみ本収録の前にお客様の原稿の一部を無料で読み上げさせていただいております。
依頼するナレーターのボイスサンプルを事前に確認したものの、納品されたナレーションを聞くと「イメージがちょっと違う」と感じる場合があります。
そのような問題を防ぐため、本収録前に原稿の一部を読み上げてお客様に直接ご確認いただく機会を設けております。
試し録りを確認した上で「読む速度をもっと早くして欲しい」「もっと落ち着いた感じで読んで欲しい」などの要望があればお気軽に申し付けください。
試し録りをご希望の場合、納品まで2〜3営業日追加でお時間いただきますのでご了承ください。
収録・納品
確認ができましたら担当ナレーターが収録に取り掛かります。実績豊富なナレーターがこだわりの環境で収録をします。その後、ノイズカットや整音などの編集を行い、厳しい品質チェックを経てお客様にメールで納品いたします。
通常、宅録サービスの納品までの期間は5営業日ほどになります。
プロナレートも5営業日以内で納品しており、お急ぎの場合は追加料金無しで3営業日以内での納品にも対応しております。
※お急ぎでの納品の場合、対応可能なナレーターに制限があります。
ナレーションの確認
納品されたナレーションをご確認ください。
読み間違いが無いように念入りにチェックをしておりますが、万が一読み間違いなどがございましたら、すぐに再収録をいたします。
問題がないようでしたら、請求書をお送りいたします。翌月末までに銀行振込による支払いをお願いしております。
その他のナレーション制作会社の手順
ここまでは宅録ナレーション制作サービスの具体的な流れの一例として、プロナレートの場合を説明させていただきました。 ここでは、クラウドソーシングサービスや声優事務所など他の制作方法についても簡単に説明します。
クラウドソーシングサービスでは、多くのナレーターが掲載されています。ナレーターによって料金や納期、その他のオプションもさまざまですので、要望に合ったナレーターのサービスを購入してください。
購入後にナレーターと直接メッセージが可能になりますので、依頼内容の詳細について認識を合わせた後、制作が開始となります。
クラウドソーシングサービスの特徴としては、ご自身でボイスサンプルや条件を吟味し、事前にナレーターを決める必要があります。登録者数が多いので要望通りのナレーターが見つかる可能性が高いのは魅力的なポイントです。
声優事務所などの場合、大まかな流れは宅録ナレーション制作サービスと同じであることが多いです。ただし、料金が文字数によって一律であることは少なく、ナレーターの経歴や利用シーンによって料金が大きく変わります。 スタジオによる収録が一般的であるため、宅録の場合よりもクオリティの高いナレーションを求める方におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、ナレーション制作する際の具体的な流れについて解説いたしました。
冒頭で述べた通り、これらの流れは制作会社によって異なりますが、本記事を読む前と比較して少しは想像しやすくなったのではないでしょうか?
検討しているサービスの納品までの具体的な流れを知りたい方は、サービスページなどから是非直接問い合わせてみてください。