ナレーションサービス VS クラウドソーシングサービス ナレーションの発注はどちらでするべきか解説【2024年4月最新版】

  • 作成日: 2023/10/24
  • 更新日: 2024/04/01
ナレーションサービス VS クラウドソーシングサービス ナレーションの発注はどちらでするべきか解説【2024年4月最新版】

近年では手軽にナレーションの収録を依頼できるようになりました。 依頼の方法として、ナレーションサービスとクラウドソーシングサービスがまず思い浮かぶかと思います。 どちらも比較的安い金額で簡単に制作を依頼できるというのが魅力的なポイントですが、どちらを利用するのが良いのでしょうか。

本記事ではナレーション制作をお考えの方向けに、両者のメリットとデメリットを比較します。

記事の後半ではそれぞれのサービスの利用に適している人をご紹介いたしますので、是非最後まで読んでください!

目次

  1. ナレーションサービスのメリットとデメリット
  2. クラウドソーシングサービスのメリットとデメリット
  3. 結局どちらがいいのか
  4. おすすめのサービス
    1. ナレーションサービス
      1. プロナレート
      2. エクスプレス
    2. クラウドソーシングサービス
      1. ココナラ
      2. クラウドワークス
  5. まとめ

ナレーションサービスのメリットとデメリット

ナレーションサービスでは、メールや電話のやり取りのみで実績豊富なナレーターに手軽に依頼することができます。 ナレーションの技術はもちろん、宅録の環境に関しても厳しい審査基準に達したナレーターのみを登録しているため、高いクオリティのナレーション制作が可能です。

宅録での収録がメインとなりますが、スタジオ収録やスタジオ派遣に対応しているサービスも存在します。

料金はサービスによって異なりますが、文字数によって一律に決めているサービスが多いです。

ナレーションサービスのメリットは、高品質なナレーションを制作できること。 実績のあるプロのナレーターが所属していることが多く、安定した仕上がりになります。 また、発注や納品までのやり取りが非常にスムーズで安心して注文できます。もちろん音信不通になるようなことは一切ございません。

一方、クラウドソーシングサービスと比較すると、少し料金が高いというのはデメリットの一つでしょう。 また、再収録のような要望に対してオプション料金が必要になるケースが多く、クラウドソーシングサービスのように融通は効きにくいかなと思います。

ナレーションサービスのメリット

  • 審査を通ったプロのナレーターが揃っており、ナレーションの品質も高い
  • 発注から納品までがスムーズで手軽に安心して発注できる

ナレーションサービスのデメリット

  • クラウドソーシングサービスと比較すると料金が高い
  • 個別の要望に対して融通が効きにくい

クラウドソーシングサービスのメリットとデメリット

クラウドソーシングサービスでは出品しているナレーター数も多く、価格設定やナレーターのレベルに幅があることが特徴です。

そのため、料金が低いナレーターに絞って検索すれば低価格でナレーションを制作することができます。 また、ナレーターひとりひとり条件が異なるため、無料での再収録のような個別での依頼にも対応してもらいやすいという特徴もあります。

しかし、登録者が多い分、膨大な出品者の中から自分でナレーターを選ぶ必要があるのはかなり骨の折れる作業となるでしょう。 直接出品者とやり取りすることになるので連絡がなかなか取れなかったり、トラブルになる可能性もゼロではないかもしれません。

クラウドソーシングサービスのメリット

  • ナレーターの登録者が多いため選択肢も幅広い
  • 格安でナレーション制作を依頼することも可能

クラウドソーシングサービスのデメリット

  • 自分で条件に合ったナレーターを探す必要がある
  • 音信不通やトラブルになる可能性がゼロではない

結局どちらがいいのか

それでは、ナレーションサービスとクラウドソーシングサービスは一体どちらが良いのでしょうか。 これに関しては、「目的に応じて使い分ける」ことが重要になってきます。

少しコストがかかりますが、高い品質のナレーションを手軽に安心して発注したいという場合はナレーションサービスの利用をおすすめします。 当サービス、プロナレートの料金表をつけておくので参考にしてください。

文字数目安時間料金
~100 文字20~30 秒¥3,900
101~200 文字30~40 秒¥5,800
201~300 文字40 秒~1 分¥7,300
301~500 文字1~2 分¥11,200
501~1000 文字2~4 分¥16,500
1001~2000 文字4~8 分¥23,900
2001~3000 文字8~12 分¥31,500
3001~4000 文字12~16 分¥39,100

一方、とにかく少しでも安くナレーションの制作をご希望される場合はクラウドソーシングサービスを利用するのが良いかと思います。 ナレーションサービスが上記の表に記載されているような金額であるのに対して、2,000 円くらいから依頼できる出品者もいます。

おすすめのサービス

実際にナレーションの依頼を考えている人向けに、おすすめのナレーションサービスとクラウドソーシングサービスを 2 つずつ紹介します。

ナレーションサービス

複数あるナレーションサービスのうち、ここでは比較的低価格でナレーション制作が可能なサービスを選びました。 クラウドソーシングサービスほど安くはありませんが、高い品質のナレーションをお求めの方におすすめです。

プロナレート

プロナレート

当サービス、プロナレートでは不要なコストをカットすることで「低価格なのに高品質」を実現しており、ナレーションサービスの中でも低コストで制作することができます。

収録の前に原稿を 2〜3 文程読み上げる試し録りを無料で行っており、声のトーンなど細かいところを事前に確認することでイメージ通りの仕上がりになります。

ナレーターを選ぶのが面倒な場合は、イメージにあったナレーターを 3 名ほどピックアップし、その中から選んでいただくことも可能です。

エクスプレス

2 つめにご紹介するナレーションサービスはエクスプレスです。 エクスプレスも、ナレーションサービスの中では格安で依頼することができます。 1 営業日以内に納品可能なプランもあるのでお急ぎの方は是非ご検討ください。

通常の宅録プランでも十分に高品質ですが、更にこだわりのある方はスタジオ収録もおすすめです。 スタジオ収録ではナレーターの他に経験豊富なディレクターやエンジニアが作業に加わり制作します。

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスのうち、特にナレーターの登録者数が多いサービスを紹介します。

ココナラ

ココナラには約 4,000 件以上のナレーションや声優に関する出品があります。

約 9 割の案件が 5,000 円以内に収まっており、1 文字 1〜2 円程度で出品されているナレーターも多いため、料金が安い案件がとても多い印象があります。

ナレーターごとに細かい条件やオプションが設定されているため発注の際に確認する必要はありますが、ナレーターのボイスサンプルをしっかり聞いた上で依頼したい方におすすめです。

クラウドワークス

クラウドワークスにも 4,000 名以上のナレーターや声優が掲載されています。

自身で入力した依頼内容でナレーターを募集することができるので、条件に合うナレーターを募ることができます。

ボイスサンプルを掲載していないナレーターもいるのが懸念点ではありますが、受注実績が多いナレーターも多いので是非こちらもチェックしてみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。 本記事では、宅録でナレーションの制作を依頼する方法として、ナレーションサービスとクラウドソーシングサービスを紹介させていただきました。

どちらにもそれぞれメリットとデメリットがありますので、何を重視するかによって使い分けて依頼するのが良いかと思います。

是非本記事を参考に、自分に合った方法でナレーションの依頼をしてみてください!

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